「大切な皮膚の機能を知ってほしい」~国立岡山医療センター・浅越健治医長に聞く~
【赤嶺コメント】
この記事を拝見して、今のアトピーに関連する皮膚科医の代表理論と判断される。このまま進行すれば、間違いなく成人アトピーの方々が増えることは間違いないと思います。今問題の感染症どころではありません。ウイルスは抗体を持てば解決できますが、このアトピーは、抗体を保持しようが、抗体変異させようが、解決にはつながらず厳しい社会環境を余儀なくされると推察されます。
医療全体が、どこかで変化しない限り、大量の薬が体内へ侵入し、解決を難化させる体と変化するのが心配です。ステロイド剤を含むアトピーに薬物処置を止めない限り、恐ろしい光景が将来目の当たりにすることも予想されますし、日本経済も沈没しかねません。だって、働き盛りの納税者となる若者が、働けずに税収は現在の3分の1、インフラ整備・改修も増大、高齢化での福祉予算も増大となれば、国は成立できません。
厚労省は、現在のアトピー罹患者は50万人と報告していますが、実はその10倍以上は居ると考えられ、20年前当方が国のアレルギー患者報告から算定して700万人は居たのだが、どこでこれだけ減少したのか?
やがて1000万人となれば、今の標準治療は排除されることを恐れた製薬会社、厚労官僚たちが薬害認定されないように、数字調整して行けるところまで行こうという感じでしょう。
そして、国立の医師が国民に向かってのコメントが、この内容では、この先厳しい環境が続くことは間違いないでしょう。本当の克服法が一般に届かないように情報操作もされていますし、出てくるアトピー情報は、売名と金欲に取りつかれた馬鹿な皮膚科医が、連続で放つコラムや新薬情報しか見当たりません。ブログやSNSで本当の克服法を発信しても直ぐに潰され、強い活動意欲が無ければストップし、情報は埋もれて、困っている方々に届くことはなくなります。
もう、どん欲に掘り下げアトピー克服法探索して、自力で自身をお子様を守るしかありません。
理解されて、薬を使用しなくなれば、製薬マネーも止まり、学会運営も止まり、理論なしの皮膚科医は貧乏して、目が覚め本当の医療に入るか、それでもダメな医者は倒産廃業となり家族も守れなくなるでしょう。そんなに遠い未来ではないと私は思っています。
そんな背景の中のこの医療コメントをお聞きください、、、、笑っちゃいますよ。
これで本当に、今困っている方々が解決するのでしょうかね、まったくアトピーが見えていませんし、食物アレルギーとアトピーを全く別物と考えていること自体、何も分かっていない証でしょう。ちなみにこの医師の製薬マネーは、多くありませんが、製薬会社からお金は入っています。
◆【記事】---------------------
皮膚の機能知って アトピーには新薬も ~国立岡山医療センター・浅越健治医長に聞く~
山陽新聞デジタル
皮膚は外敵や刺激から体を守り、体温や水分を一定に保つ生体防御の最前線を担う。全身の皮膚は成人で約1.6平方メートルの面積があり、「人体最大の臓器」とも呼ばれる。語呂合わせで、いい皮膚=11月12日と定められた「皮膚の日」にちなみ、23日には岡山市で市民公開講座が開かれる。座長を務める国立病院機構岡山医療センター(岡山市北区田益)の浅越健治皮膚科医長に、皮膚の持つ役割や、多くの患者が苦しむアトピー性皮膚炎の治療などについて尋ねた。
―皮膚の働きについて教えてください。
非常に多くの役割がありますが、特に大切なものは防御と保護の機能です。バリアー機能により、細菌、ウイルスなどによる感染症を防ぎます。また、熱や紫外線といった物理的な刺激からも身を守ります。角層が光を反射し、さらにメラニン色素をつくって紫外線を吸収し、細胞への障害を和らげています。
体内の恒常性を保つ機能も重要です。皮膚は汗腺から汗を出したり、皮膚の血管を広げたりすることによって体温の上昇を防ぎます。逆に寒くなると血管が収縮し、体温を奪われないようにします。
もう一つ大事なのは免疫の機能です。物理的なバリアーを破って侵入してきた異物に対し、その抗原を認識して特異的に反応する抗体をつくったり、リンパ球などの免疫細胞を活性化したりしてやっつけようとします。
―市民講座のテーマであるアトピー性皮膚炎はどんな疾患でしょうか。
アトピー性皮膚炎は通常、命に関わるような疾患ではありません。しかし、かゆみを伴う湿疹が繰り返し発生し、日常生活を健康に過ごすのが難しくなることもあります。皮膚が赤くなったり、かさかさになったりして外観上の問題を生じることもあります。
皮膚のバリアー機能が低下するため、感染症の合併も問題になります。黄色ブドウ球菌や溶血性レンサ球菌が皮膚について、水ぶくれやかさぶたができる「とびひ」にかかりやすくなります。ウイルス感染症でよくあるのはヘルペス。通常は唇などに限局して水ぶくれができますが、アトピーの人は広範囲に生じることがあります。
―何が原因で発症するのでしょうか。
まだ分かっていない部分も多いのですが、アレルギーを起こしやすい体質や皮膚バリアー機能低下などの素因をもとに、悪化因子が加わって症状が出ると考えられています。最近はバリアー機能の低下にも、遺伝的素因が関与していると考えられています。角質をつくる機構に異常がある人が少なくないことが分かってきました。
―食物アレルギーとはどんな関係がありますか。
食物アレルギーがあっても、アトピーになる人とならない人がいます。抗体の血液検査で陽性反応が出たからといって、それがアトピーの悪化因子と決めつけるのは早急です。
妊婦に対しても、アトピー予防としての食事制限はしない方がいいと言われるようになりました。妊婦や胎児の栄養障害が起こる可能性があります。
最近、注目されているのは、出生後の赤ちゃんで、皮膚を通して食物に対する感作(かんさ)が起こる可能性です。かさかさや湿疹のある皮膚に食物の抗原が接触することにより、食物に対するアレルギー反応が誘導されているのではないかと考えられるようになってきました。一部の食物ではそれを裏付ける研究結果が出ています。
―アトピーの治療では、新しい薬も出ていると伺っています。
治療法としては、薬物療法、保湿とスキンケア、悪化因子の除去―が3本柱です。薬物療法では、以前はステロイド剤か保湿剤でしたが、近年は免疫抑制剤であるタクロリムスの塗り薬や、重症患者に対してシクロスポリンの内服薬が使えるようになりました。
さらに今年4月、遺伝子組み換えでつくられるデュピクセント(一般名デュピルマブ)が登場しました。アトピー発症に関わるサイトカインの信号伝達を阻む注射薬です。長期成績はこれからですが、効果が期待されます。
アトピーは根本的には完治が難しい病気ですが、良い状態を保つことは可能です。そのためには維持療法も大事です。薬物療法で皮膚がきれいになった後も、週数回とか定期的に塗り薬を使い(プロアクティブ療法)、保湿やスキンケアもしっかりやってください。講演を通じ、みんなで勉強しましょう。
あさごえ けんじ
岡山大学医学部卒。岡山済生会総合病院皮膚科、チューリッヒ大学病院客員研究員、岡山大学病院皮膚科講師などを経て、2009年から岡山医療センター皮膚科医長。岡山大学医学部皮膚科臨床教授。皮膚科専門医、皮膚悪性腫瘍指導専門医など。
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