深まる秋と、肌からのメッセージ
皆さま、こんにちは。
木々が色づき、街中に秋の風景が広がる季節となりました。
ここ金沢の紅葉も今がまさに見ごろ。各地から多くの観光客が訪れ、にぎわいを見せています。
そんな穏やかな景色の一方で、自然界の“冬支度”はすでに本番。
山では、冬眠前の熊がエネルギー確保のため、全国各地で人里に姿を現しています。
「熊が気が立っている」という表現のとおり、普段以上に敏感で攻撃的になる時期でもあります。
お出かけや帰省の際には、どうぞ周囲の自然にも気を配りながら、安全にお過ごしくださいね。
そして、私たち人間の体もまた、知らず知らずのうちに“冬支度”を始めています。
特にアトピーのあるお子さまは、秋に入ると体内のステロイドホルモン(抗炎症ホルモン)が急激に減少します。
このホルモンの低下により、皮膚の乾燥やかゆみが増すのは自然な流れです。
今のかゆみは、体が冬モードへと切り替わろうとしている証。
「戻ってしまった」と落ち込む必要はありません。
ですが、ここで油断して“油脂系の保湿”を始めてしまうと、本来の皮膚の回復が遅れてしまうのも事実。
この時期こそ、“ぬらさない・塗らない・触らない”の基本を守りつつ、弱酸性の四輝水で皮膚の環境を整えるケアが有効です。
我慢の季節ではありますが、あと少し。
この秋をどう過ごすかが、来る冬の肌状態を大きく左右します。
焦らず、理論を信じて、肌と心の変化をやさしく見守っていきましょう。
アトポスは、自然と共にある子育ての道のりに、いつもそっと寄り添っています。
◆特集①:秋の“落下期”を乗り切る心得
~「一時の揺らぎ」は、根本回復の通過点~
秋はアトピーにとって「一度、落ちる」時期とも言われています。
これは、体内ステロイドホルモンの分泌量が急激に減少する季節変化によって、炎症が抑えにくくなる=かゆみ・乾燥が強くなるためです。
でも、ご安心ください。
この“落下”は、あくまで冬に向かう準備の一環。
本当に怖いのは「揺らいだ状態に不安になって、間違った対処をしてしまうこと」です。
◆落下期を乗り越える3つの心得
1,皮膚の“排泄力”を止めない
→かゆみ=皮膚からの老廃物排泄のサイン
→無理に止めるのではなく、「出しきる流れをサポート」
2,焦って塗らない・濡らさない
→保湿や入浴で表面を整えても、皮膚の自力回復が遅れてしまいます
→外からではなく、「内側の力」を信じて
3,冷えと緊張に気をつける
→秋の朝晩は急に冷え込み、血行や皮膚代謝を滞らせます
→スキンシップや腹巻き、ぬるま湯の足湯などで体をゆるめて
この時期は、どうしても「戻ってしまった…」という感覚を抱きやすいですが、回復の道のりは“山あり谷あり”が自然な流れ。
今こそ、理論に立ち返って、焦らず、淡々と。
ご家族で乗り切る秋の“養生期間”としてお過ごしください。
◆特集②:なぜ“保湿”を控えるべきか?
※同内容前号にもあり
~自然な皮膚回復を妨げないために~
多くの方が持つ「乾燥=保湿」の常識。
けれど、アトポスでは保湿剤を一切使わない“脱保湿”ケアを推奨しています。なぜなら、保湿剤が本来の皮膚の自律的な再生力を“止めてしまう”からです。
〇実例で見る「保湿に頼った場合」の流れ
- 一時的にしっとりして症状がやわらぐ
↓ - 自力で皮脂が出せなくなる
↓ - 保湿をやめると一気に悪化、繰り返す
↓ - 常在菌が減少、皮膚バリアが崩れる
↓ - 長期的に薬・保湿依存体質に
保湿ではなく「pH整備」+「皮膚常在菌を育てる」
アトポスでは、
- 弱酸性(pH4前後)の四輝水で雑菌を防ぎつつ、
- 皮膚常在菌の環境を保つことで、
- 自然に皮脂が分泌され、かゆみも減る「根本改善」を目指します。
“塗る安心”より、“育つ皮膚”を信じて
たとえ一時的に赤くなっても、
「出しきった先に、本物の回復がある」と知っているお母さんは、
揺らぎに負けません。
お子さまの体は、外から作るものではなく、内側から育つもの。
その自然な力を守ることこそが、いちばんの“治療”になるのです。
◆【トピック】アレルギーで悩み苦しむ方や家族のために ー 上田勇参議院議員
2025年10月25日
〇アレルギー対策 の充実さらに
国民の2人に1人 がアトピー性皮膚炎やぜん息、花粉症などに悩むアレルギー疾患 は「 国民病 」といえます。公明党は一貫して対策充実を推進してきました。
公明党の 上田勇参議院議員 がアレルギー問題と向き合ったのは、重度のアトピー性皮膚炎に苦しむ子どもがいる女性 との出会いから。話を聴き、実態を調べるうちに国の対策が不十分であるとともに、多くの方々が同様の悩みを抱えていることを痛感。
研究現場の視察や当事者らとの意見交換などを踏まえ、国会質問や党内議論を通じて政府に対策の充実を強く求めてきました。
研究の充実や適切な治療法の普及、正しい情報の提供、生命に関わるショック症状への救急対応など、あらゆる施策が前進。適切な医療を提供する都道府県拠点病院 は全国で79カ所 まで拡大。さらに、食物アレルギーを防止するための加工食品の内容表示 についても順次拡大し、28品目 (推奨含む)となっています。
【赤嶺コメント】
この議員さんの行動は素晴らしいと思うけど、保守党(以前)なのに、ガンより厳しいこの症状を強く前面に出た雰囲気はない。この行動が、多くの議員と組み合って行い大きな輪をつくり、ステロイド剤の薬害問題へと突き進んでいただきたい。その補助をするデータなどは、民間の団体や研究者は快く提供されることでしょう。当然、当方のこれまでの研究成果なども提供して、今後の乳幼児のアトピーを記憶のないうちに回復させ、明るい思春期を過ごしていただきたい。この活動が、いい国日本を作る足掛かりとなることでしょう。
◆今月のトピックス紹介
【資生堂が新しい皮膚診断法を発見、アトピー予測に期待】
https://news.3rd-in.co.jp/article/37e5dfea-b2dc-11f0-898b-9ca3ba083d71
※良い目の付け所ですが、残念ながら、その単一のタンパク質の問題ではないと思います。フィラグリンの問題も同一でしたが、もうそんな話は消えました。その前の問題だと考えます。
【ここ数年で「アトピー治療薬」が飛躍的な進化を遂げるも…多くの患者が恩恵を受けられない「驚きの理由」 深刻な“専門医”不足が招く問題の根源とは】
https://news.yahoo.co.jp/articles/2fd73cb75dc656ddcba25598aab0f6006d287b88
※専門医不足と言っても、専門医がアトピーの原因なども全く知らないのだから、結果的に元のステロイド剤投与が中心となり、新薬の本当の効果なども発表されていない。ただただモルモット探しに奔走しているようですね。進化しているといわれる薬も、この先どんな副作用が発生するかも確認していないで見切り発車。終わり方が分からない原発の仕組みと一緒ですね。
【「えっ!全額自腹?」湿布・アトピー性皮膚炎など「OTC類似薬」が保険適用除外?】
https://bunshun.jp/articles/-/83165
※そうしなければ、国も維持できないよね。まずは、国会議員の定数減とボランティア化にし、国を思う有志で運営することが、本当の国を作ることになると思う。アトピー症状にステロイド剤は不要だし、類似薬なども不要だけど、やはり保険国日本だから、国民は不安に思うかもね。
【小児アトピー性皮膚炎に対する生物学的製剤、JAK阻害内服薬の使用について】
https://www.jspaci.jp/news/member/20240701-4871/
※改ざんされた臨床データを基に認可された新薬、分子標的薬などと謳い、ピンポイントで作用する薬とされ、他部位に副害がないように表現されていますが、実際は通過する部位と接触する多くの部位に影響があるのは、これまでの薬結果から確認しているが、本当の克服へ到達する予想は全くつかない。彼らの目的は〇〇でしょう。
【生まれた時から続く強いかゆみにも悩まされる先天性の難病「魚鱗癬」 現在は適応外のかゆみ止めの注射の処方を国に要望】
https://www.youtube.com/watch?v=FPYloGFwg3k
※素晴らしい活動と思います。アトピー性皮膚炎より厳しい症状とも見られますが、その解決方法にディピクセントとなれば、その先の解決はどうするのでしょう?と率直に思いましたが、目の前で我が子を見る思いは痛いほどわかるので、致し方ないところです。痒みが止まるという仕組みは、神経を操作することで作用しますが、その作用がその先どうなるのか見えていない。でも、親は少しでも早く子供を楽にさせたい・・そう考えるのは誰も一緒ですね。痒みの止まった間に、大本の原因の復元もされることが良いでしょう。
◆Q&A(今回はyahoo知恵袋(アトピー)より
【Q】子供の皮膚の炎症について
2歳の娘の肩に急に炎症が出てしまいました。朝は何もなく、夜風呂に入る時に気付いたものです。虫刺されか何か…何が考えられますでしょうか?明日まで様子見て、ダメそうなら皮膚科に連れて行くのが良いでしょうか?
【赤嶺ANS】
これまで皮膚のトラブルなしに2歳を超えて、1日での症状ということであれば、仰るように虫刺されか、接触による症状となります。
問題はありません、何もしなくても回復するでしょう。ただし、風呂に入ったり保湿したりすれば、皮膚状部位の環境が変化し、感染する可能性大となります。
今の皮膚は、怪我状態と同様に状部位の粘膜が崩れていますので、空気中の雑菌など感染しないことだけ考えれば解決します。
皮膚科に行って薬(ステロイド剤など)など処置したら、大問題を引き起こします。絶対にやめることです。お子さまは自身で解決する体を持ち合わせていますので、自然に任せましょう。
◆クイズに答えてアトピー商材を!
当選者の中から5名様抽選で。
今回の当選商品は
①四輝水2本
②ヨーグルビジン1缶
③血液型別乳酸菌1缶(血液型指定してください)
※全商品約1万円前後
◆今月のクイズ
【クイズ】
本格的な秋を迎えて、皮膚は乾燥し痒みも多く出る報告も少なくありません。それは、自然界の環境で、その土地で生きるために体を自然界の環境に合わせることが、毎日正常な体条件で過ごすことが出来るように、体は仕組まれています。
そこで、自然界と共生するために、体はどんな変化をするでしょう。下記から間違っている番号を選択してください。
①秋信号を感知すれば冬支度の体になる(熱を逃がさない体)
②春信号を感知すれば夏支度の体となる(放熱しやすい体)
③体内では生理物質の産生が変化、代謝量を変化させて体温を調節する
④体内変化に大きく関与する生理物質はステロイドホルモン
⑤体内変化に大きく関与する生理物質は酵素
⑥体内変化に大きく関与する生理物質はビタミンB群
⑦体内では夏には体を冷やし、冬には温める成分が作られる
※今月も最後の方かな?
※このクイズの抽選は令和7年12月8日(月)です。
(当選者は商品発送にて発表といたします)
※124号クイズ当選者への商品発送は11月9日(火)となります。
※先月の当選確率倍数は15倍となっています。
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◆11月の東京面談会は行いません。
◆11月の金沢面談会
日時 令和7年11月22日(土)15:00~18時00分
場所 アトポス金沢検査所 面談室(陽菜 ひな)
金沢市伏見新町255 サンピア泉ヶ丘2階
面談担当者 赤嶺 福海
面談費用 11000円(60分)
※メルマガ会員は半額 5500円
申し込みは info@atoppos.co.jp (件名 金沢面談申し込み)
076-280-2930
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最後までお読みいただきありがとうございます。
発行責任者
一般社団法人 アトポスSP 赤嶺福海


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