【腸内細菌シリーズ⑧】腸内細菌1200万個の遺伝子

アトピー性皮膚炎

腸内細菌1200万個の遺伝子ご存じでしたか?

人間の遺伝子は23,000個。

マウスの遺伝子26,000個、ミジンコの遺伝子31,000個、小麦の遺伝子26,000個で、人間の遺伝子より多いのです。

高度で複雑な構造と機能を持っている人間は、どこがマウスなどと違うのでしょう?

実は表記の通り、腸内細菌には1,200万個の遺伝子を保持し、大量の化学物質(必須成分)を産生し人間を支えているのです。であれば、この差の意味が理解できるのではないでしょうか?

腸内細菌の存在するマウスや他の哺乳類においても、人間の数分の1であり、腸内細菌の存在しない植物においては、元々の遺伝子の働きのみとなります。

ということは、その腸内細菌数が高度な構造の差を作るといって良いのです。この綿密な設計図が人間の差とも言えます。

病気は腸内細菌の差なのか

当方でも当初から、アトピーにおいてもガンや糖尿病などの生活習慣病においても腸内細菌の整備によって健康に近づくことを論じてきました。

25年前からのアトピー乳酸菌療法は、元祖なのです。ただ、アトピーはこの腸内細菌の整備をすれば解決できるという簡単な仕組みではないのですが、この腸内細菌整備は必須と考えてサポートし続け、10,000人を超える克服者を輩出してきました。

免疫も自律系も循環器系も分泌系も骨格系もこの腸内細菌の遺伝子が、大きく関与していることは間違いことはご理解できると思います。

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日本は抗菌社会

今の社会環境をみれば、抗菌、抗ウイルスを主とした社会であり、今のコ◎ナウ◎ルス禍の中では、すべてが殺菌システムであり、各施設の入退出では除菌液を塗布し、皮膚に棲息する皮膚常在菌が急激減少し、皮膚荒れが多く発生しているのも理解できますね。

風邪を引けば抗ウイルス剤を接種し、入院すればすべて抗生剤投与、食材においても防腐剤、水には塩素、トイレではウォシュレット等々、抗菌・抗ウイルス環境社会が、腸内細菌や皮膚常在菌の排除社会となっていることを理解できれば、先進医療と言われる日本に多くの病気が発生し、患者数の異常増も理解できるでしょう。

抗菌社会とアトピー

問題となるアトピー性皮膚炎においては、『生後間もなくからの保湿処置』を小児科医・皮膚科医は医者は推進し、正常皮膚を構成する皮膚常在菌を生まれて間もなくから排除する処置が、ガイドライン化されようとしていますし、産婦人科医の怠慢(金欲)なのか、異常に増える帝王切開、僅かな売り上げのために行う『膣抗生剤処置』が、出産時に引き継ぐ『産道での乳酸菌移譲』を抑制させ、人間の生きるための条件、腸内細菌の減少に繋がることで、乳幼児期からのいろいろな病気が発生するとも予想されます。

前述のとおり、この腸内細菌や皮膚常在菌のみの処置で、アトピー完全克服できれば、アトピー問題は発生しません。このほか見えない部分も多く、その克服方法は、小生サイトを確認して改善の参考にしていただきたいと思います。

日本医療は有用菌・微生物を意識していない=製薬マネー

アトピーを診る皮膚科医や小児科医は、第一段階とされる腸内細菌や皮膚常在菌の存在意義すら理解しておらず、見えない処置も理解できていないこと、メカニズムさえ理解していないステロイド剤を中心とした薬物療法しか処方できない診察・処置では、患者が増えることは理解できるでしょう。もう、皮膚科医や小児科医の通りの処置を行えば、解決できるどころか改善できない逆方向へ向かうことになります。もう、国がこのアトピー性皮膚炎を管理し、指定した皮膚科医しか見てはいけない法律を作るしか、このアトピー性皮膚炎解決の方法はないでしょう。

あ、国の担当者も『製薬マネー』に塗れて居るから無理ですね。国民の税金で生きているんだから、真面目に生きようよ。

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