皮膚科医Tさんのアトピー論を斬る 【13】『アトピー患者の生活指導』

アトピー批評

 皮膚科医Tさんのアトピー論を斬る 【13】『アトピー患者の生活指導』

※初めて閲覧される方も居られますので、書き込み経緯を毎回書きます。複数回お越しの方は飛ばして、大事な部分のみお読みください。

ブログテーマが、そろそろ貯金が無くなって来ていたこの頃でしたが、いい題材がありました。アトピーの原因も理解できていない皮膚科医たちが、我が理論を一般に向けて多々発信しているので、少しは本当の理論で壊してあげないと、多くの被害者が出ると思うので、この批評を書いています。まだ、閲覧者も少ないですが、多くなればこの批評を見れば、標準医療が何故悪いのか判ってくると思います。

この皮膚科医は、20数年前から因縁の先生でもあります。アトピー論ゼロで、ステロイド剤一本の治療で多くの犠牲者を作り上げた被害者製造病院 『金●大学病院 皮膚科』のトップでもありました。アトピービジネス論を主に皮膚科学会の重鎮に可愛がられましたが、数年後からは捨てゴマの運命。今は退官が迫り開業できない焦りからか、毎日のブログ書き込みで、今のアトピー治療レベルが判りました。25年前の理論は寸分の狂いもありませんでした。ちなみに、彼とは同年齢、アトピー研究経歴もほぼ25年一緒です。

20年前にも彼が新聞に寄稿した『アトピー教室』に批評したのを思い出します。また、ここで書くとは思いませんでしたね。

『金●大学病院 ●●教授のアトピー教室(中日新聞)を斬る 2000/2/26』

『ドクター●●のアトピー教室』 に寄せて

1999年10月14日より、北陸中日新聞に掲載された「ドクター◎◎のアトピー教室」を当HPに掲載します。
掲載の目的は、日本皮膚科学会の「アトピー性皮膚炎不適切治療健康被害実態調査委員会」なるものが、いかに不純な考え方で活動を行っているか。

委員長自身が、「私はアトピーが専門ではありません」と言っている様に、アトピー性皮膚炎を本質的に理解していない医師達が集まって民間療法を叩いても、何も解決できるものではない。
悩む患者は何を信じて良いのか、心まで病んでしまっている。
この連載筆者、●●●●氏は当初「私のような専門家がステロイドの処方をすれば副作用は出ない。副作用の出ている患者は、勉強不足の医者が処方したからだ」と言い放ち、雲色の怪しくなった今では、冒頭のように「皮膚科専門ではありませんが」と素人言葉になってしまう。
このようなカメレオン医師が筆耕したことを考慮して呼んでいただきたい。
付け加えるが、彼の治療でアトピー性皮膚炎を克服された方は皆無に等しいと予想される。(再発無しの完全克服)

・・・・・当時、こんな言葉で批評をスタートしました。

久々に彼のこれからの進行などを拝見させていただき、大丈夫かなぁ、、敵対というより心配が先に来ます。自営は簡単ではないと思いますよ。これまでの書き込みから、今回始める訪問医療も長続きしないような気がして心配です。
ということは、薬も出ないとなれば、ステロイド販売の製薬マネーも打ち切りです。自由診療となれば、ステロイド剤も定価ですね。近所の皮膚科に行ってステロイド剤買うと思いますけど。

ここに今回のテーマ『アトピー患者の生活指導』は、筆者も少しネタ切れっていう感じの内容ですが、批評してみよう。

アトピー患者の生活指導【1】

全般に強い生活指導はしないことにしています。まず、基本は毎日に入浴して(シャワー可)で、身体を清潔にすることです。さらには、入浴後に全身に皮膚をしっかり観察することです。

【赤嶺コメント】
生活指導無しの皮膚科医は、いったい何をするのでしょう。薬の選択と塗り方指導ですか?であれば、コンピューターとカメラがあれば大学病院の皮膚科医なんていりません。なぜ発症したのか、なぜ症状が治まらないのか、体は自然とどう対処しているのか、どんな食事が大事なのか、どんな生活が必要なのかをお知らせしないと、患者さんはあなたを信用しませんよ。それでなくても見栄えが良くないのですから。元◎◎大学病院の教授だといっても、理論と結果が重要となります。半年すれば化けの皮が剥がれますよ。

アトピー患者の生活指導【2】

特別にじんましんや急激な痒みが出る場合以外は私はほとんど食事制限しません。IgERASTという検査は即時型アレルギー反応の検査で、あえて言うとじんましんの検査です。特にクラス2とか3とかの低値で他の医療機関で厳格除去の指導をされていることも少ないありませんが、多くは解除可能です。成人で、肉、コーヒー、甘いものなどが一般の健康に良くはないのは事実ですが、アトピー性皮膚炎そのものにはほとんど影響しません。

【赤嶺コメント】
人間は食べて生きています。その食べ物によって体は大きく影響します。その食材も大事ですが、食材を分解して体に必要な成分を細胞へ送り込むことで体は正常に働きます。皮膚も含めて体細胞はすべて食で形成されます。どちらも重要ですが、アトピーの発症原因も皮膚の構造も肝腎臓の役割なども知らなければ、このアトピー性皮膚炎を語ってはいけません。被害者を作り出すだけです。ステロイド剤を使用後の処置を含めた完治までの仕組み・シミュレーションが重要です。患者は、完治を目指しています。『先生、ステロイド剤である程度良くなって、その先はどのように完治までゆくんですか?』と聞かれると『人それぞれですね』とか『ま、安定していればもし悪化してもステロイド処置すれば元通りになります、ステロイド剤があるから大丈夫です』って感じでしょうか。

アトピー患者の生活指導【3】

まず、毎日シャワーを浴びて身体を清潔にすることが大切です。稀に、石けんを使わないように指導された、入浴自体を避けるように指導されたという患者さんがいて驚かされますが、身体を清潔にするのは健康全体の基本です。今問題となっている新型コ◎◎ウイ◎ス対策でも同じでしょう。石けんやシャンプーの種類は特殊なものではなく、ごく一般的なもので十分です。低刺激性=洗浄力が落ちると考えたほうが良いでしょう。

【赤嶺コメント】
皮膚の構造を知らなければ、この様な指導となるのですね。油脂系保湿を行うために風呂に入らなければなりません。皮膚整備には雑菌との戦いです。雑菌は水分媒介しますので、確実に増殖して感染条件を作り出します。皮膚常在菌の存在を無視して皮膚の改善はあり得ません。こんな単純なことを理解していないで、○○大学の皮膚科教授だぜって、チコちゃんから言われるよ『ボ~っと生きてんじゃねえよ』って。刺激の問題以前の問題。

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アトピー患者の生活指導【4】

厳しすぎる生活指導は私は好きではありません。アトピー性皮膚炎患者さんは、アトピー性皮膚炎のために生きているのではなく、生きるためにアトピー性皮膚炎と付き合っていくのです。

【赤嶺コメント】
アトピーの患者さんは、端的に『アトピーを改善したい』のです。改善して痒みのないピカピカの皮膚になりたいんです。それが目的なんです。その目的を達成させるのがあなた方皮膚科医の役目なのです。他の療法や皮膚科医を批判する暇があったら、しっかり勉強して、患者さんの目的サポートをしてください。小学生でもできるステロイド選択処置では、患者さんは納得できません。生きるためのアトピー?よく分かりません。そんな中途半端な考えで治療しているから、患者さんの批判が大きくなるのです。患者さんを改善させることが出来るようになってから、治療をされた方が良いですよ。まずは、発症原因と長引く遠因を分かりやすく教えてやってください。

アトピー患者の生活指導【5】

アトピー患者さんは細かいことは気にしすぎない方が良いのです。痒ければ掻く、甘いものを食べたければ食べる、化粧したければ化粧に支障ないように皮膚の手入れを頑張る、仕事や勉強も頑張る、石けんシャンプーは普通でいい。

【赤嶺コメント】
何故それでよいのか、分かりやすく説明されることです。掻いた後どうするのか?甘いもの食べると痒みが出るのはどうしてか?化粧してもよいがどんな手入れが良いのか?仕事や勉強での注意点は?石鹸やシャンプーはなぜ普通で良いのか?時間が無ければ、お渡し資料に整理してお渡しするくらいの配慮が必要です。患者さんは、納得しなければ動けないのです、不安が出ればその通りに悪化するのです。分からないのであれば教えますよ。

アトピー患者の生活指導【6】

1日2回外用できないから良くならないという患者さんが少なくありません。そういう患者さんには1日1回でいいので、丁寧に皮膚を観察して、1日1回丁寧に薬を塗るように指導しています。

【赤嶺コメント】
1日1回丁寧にということは、量を増やして厚く塗りなさいということでしょうか?ステロイド剤を塗っても改善しないということは、塗布部位から薬剤成分が侵入していないということでしょうか、それともその薬では作用しないということなのでしょうかね。ここでも理論的な説明は一切ありませんが、患者さんを目の前にしても同様のことなんでしょうね。ステロイド成分は各細胞には100万分の1gで作用しますが、その10000万倍以上の成分が血中に侵入していると思われますが、99%の余剰ステロイド分は、酸化して体外排泄できなくなりますよね。その排泄は最終的には皮膚からとなりますが大丈夫ですか?だから、象皮膚となるのでしょう、怖い話ですね。

アトピー患者の生活指導【7】

患者さんが実践している多くの生活上の工夫は大きな結果をもたらしません。ともかく毎日、自分の皮膚を見て触ることが大切です。あまり痒くないから、自分ではチェックしていないと患者さんが多すぎます。

【赤嶺コメント】
ちょっとぉ・・・患者さんを悪く言ってはいけません。まずは、ご自身の努力不足を謝罪して、コメントしなければもっともっと批判されますよ。皮膚を触って見て良くなるんですか?チェックしてどうするかを指導することが重要です。ステロイド剤を処方する以外何も方法を教えていないんでしょう。先生も触って見て、何されるんですか?常にマイナス点ばかりのコメントですから、診察室でのコ年とは想像できますけど・・・。若い女性を全裸にして触らないでくださいね、、、皮膚科医の特権を使って。

【まとめ】

今回の生活指導要綱は、何も中身がないですね。医者批判・患者批判に徹した内容ですが、元教授なんだから、理論的に攻めて欲しかったですね。これまで多くのコメント批評いたしましたが、今回の内容が一番ひどい希薄な投稿でしたね。何も理解していないんでしょうね。まず患者さんは、『ステロイド剤無しの完全克服』を目指していますので、その思いに負けないような理論を確立させてください。

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