1歳~2歳で発症した場合の克服法
1歳を過ぎてから産前産後処置の悪影響
によってアトピーが発症することは
殆どなく、
ステロイド剤や抗生剤、保湿剤を、
長期もしくは高頻度で使用したことで
発症した場合や、
砂糖や乳製品の多量摂取、
長時間の入浴などの生活習慣、
環境変化による心身ストレス
などがきっかけとなって発症した
場合が考えられます。
そのいずれにおいても、
原因は
腸管粘膜と皮膚粘膜の
細菌バランスの乱れ、
体内ミネラルバランスの崩れ
にありますから克服法は
同様となります。
しかし、自我の芽生える幼児期の
お子様の場合は、痒みとの戦いに
疲れて癇癪を起こしたり我がままを
言って親の気をひく行動を
取り続けることもあり、
サポートの一番難しい時期です。
克服方法は乳幼児とほぼ同様ですが、
克服期間は右肩上がり一直線の改善が
できず 長期化が予想されますので、
家族の強い絆をもって前向きに
進行しなければいけません。
ただ、夏の間はアトピーが大きく
改善する時期ですので、海水浴を
たくさん行い一夏ごとに前進させ
3年以内の克服を目指して
いきましょう。
●腸内細菌の調整を行う
当方推奨の乳酸菌を1日2兆個、
手作りヨーグルト等で摂取。
腸管の長さは赤ちゃんで5m、成人で9m
程もあり、健康的な腸管内には、
乳酸菌を含む 300種類 以上の
腸内細菌が 100兆個~1000兆個
も棲息しています。
その種類や数は年齢や人種によって
異なりますが、アトピーの方の腸管の場合は、
乳酸菌などの有用菌が極端に少なく、
逆に雑菌群が多く棲息していますので、
1日2兆個を目安に乳酸菌を摂取し、
正常なバランスに戻していくことが
必要不可欠となります。
また、腸内乳酸菌はそれぞれDNAを保持し、
それぞれの役割をDNA通りに
行っていますから、 腸内改善のためには
人由来の乳酸菌を摂取することも重要です。
1歳半未満のお子様の場合は、
ヨーグルトで摂取すると未成熟な腸に
負担がかかりますので、
消化吸収の良い粉末状の乳酸菌で摂取する
必要があります。
1歳半以上のお子様の場合
は、念のため最初の3ヶ月は粉末摂取を行い、
以降は手作りヨーグルトで摂取していきます。
残念ながら、市販の乳酸菌食品では
これらの条件を満たすことができません
ので、当方で研究開発した
血液型別乳酸菌、
ヨーグルビジン
または
オーダー乳酸菌
を推奨いたします。
摂取した乳酸菌が腸内で
繁殖し定着するまでには、
3ヶ月~半年程かかりますので、
できるだけ早いスタートが肝心です。
●ミネラル調整を行う
当方推奨のミネラル濃縮液を
飲み物に混ぜて摂取。
小さな体で大人でも我慢できない痒み
を毎日受け続けると、その ストレスに
よって大量の活性酸素が体内で発生し
細胞を傷付けたり乳酸菌などの有用菌群を
減少 させたりします。
また、ストレスを排除するために体内の
ミネラルは激しく消耗し、
ミネラルバランスが崩れることで、
体温調節や季節感覚などの自律神経系にも
影響 を及ぼすのです。
このバランス調整は、
当方推奨のミネラル濃縮液「七海」を
お茶やミルク、湯冷ましなどに混ぜて
体重の3%リットル分を
目安に摂取していきます。
●皮膚phを弱酸性に保つ
当方推奨の弱酸性ローションを約8時間置きに塗布。
健康な肌粘膜には有用皮膚常在菌が
棲息し、弱酸性(ph4~5)の環境を
保っていますが、 アトピーの湿疹や炎症、
搔き壊しによって有用菌が減少すると、
肌は雑菌群の好む中性環境(ph7)へ傾き、
細菌感染を起こしやすくしてしまいます。
そこで、患部の雑菌群やウイルス群を
排除と有用菌群の保護を目的として当方が
推奨する
ph4の弱酸性ローション「四輝水」の塗布
を行います。
塗布方法は、湿疹や炎症部位など
赤みのある部分へ、
親御さんの素手を使って行います。
感染症を引き起こす主な雑菌である
黄色ブドウ球菌の排除サイクルは
8時間置き のため、 8時間以内に
塗り直すのが基本ですが、
1歳を超えると指の力も強くなり、
掻痒行為も激しくなりますので、
もう少しマメに塗り直す
必要があるでしょう。
また四輝水は、水分子が小さく、
患部の奥深くまで浸透するため滲みます。
この奥深くまで雑菌群の排除を
行わなければ前進できませんので、
「これを塗ると痒くなくなるよ~」と、
お子様が嫌悪しないよう励ましながら
行いましょう。
また、この四輝水以上に有効なのが
海水浴です。海水は有用菌の宝庫
ですから、
夏場は海でたくさん遊んで、
海の恩恵を受けましょう。
以上のアトポスが推奨する3点処置を
行うことで、最初の3ヶ月~半年で
腸内バランスが整います。
すると次第に肌症状も軽減していきます
が、一度減少した有用皮膚常在菌を
もとの状態まで 回復するには、
1平方あたり約1ヶ月程度かかります。
ただし冒頭で述べた通り、この年齢からの
克服には特に、 精神状態や生活環境、
習慣によって改善スピードに
大きな差 が出てきます。
よって以下の内容もこの時期のお子様の
克服には大変重要となってきます。
●脱保湿・脱入浴
アトピー症状での大きな問題は
「細菌感染」にあります。
中性環境を好む雑菌群は、
水分を媒介にして20分に1回の分裂を
行いながら増殖 していきますので、
患部を濡らさないことが
早期解決に繋がるのです。
また、ワセリンやヒルドイド、
その他自然由来の オイル等は
すべて雑菌群の好むph7の中性
で作られていますので、
塗れば塗るほど感染部位が
拡大していきますし、長期に渡って
塗り続けることで、
自前の皮脂を出して保湿する力が
低下するなど、
多くの弊害をもたらします。
病院などでは毎日入浴して
しっかり保湿しましょう
と指導されますが、
アトピーの場合は、
実は全くの逆効果 なのです。
●毎日外に出る
人間は環境に応じて
体内の代謝システムを調整すること
で、一定の体温を保っています。
この 代謝調整にはステロイドホルモンを
はじめとする生理物質が
大きく関与しており、
その生産量は季節によって
変化しているのです。
日本の場合、春から夏に向かって
放熱のために生理物質の生産量を
増やすことで代謝機能を高め、
逆に秋から冬は保温のため生理物質の
生産を押さえて代謝機能を下げます。
この 季節を知らせるのが、
地球が発する「磁力線」 なのです。
つまりこの信号を正常に受け取ることで、
体は正常に機能するのです。
毎日、できれば交感神経優位の午前中に
最低30分は外気浴 を行い、
季節信号を受けて
体内時計を合わせましょう。
体内時計がずれていると体温調節もできず、
季節の変わり目で症状が一転 しますので、
アトピーを克服する上でも大変重要となります。
雨や雪の日などは、ベランダや車内で信号を
受けましょう。(家の中では、電磁波や
鉄材によって磁力線(磁石)が
吸い取られるため不十分です)
●お母さんといつも密接にしておく
子どもは母親をいつも頼りにしており、
母親が遠ざかると強い不安を感じます。
特に5歳以下のお子様についてはお母さんの
心理状態が心身に大きく影響 しますので、
まずはお母さんが理論会得をし、
克服までゆるぎない意識を
維持することが重要です。
お子様にとって、お母さんの抱っこや
笑顔は最高の薬 となります。
●お父さんの理解とサポート
アトピーを克服するまでの間、
毎日お子様の辛い状況を見続けること
になりますから、
「本当に良くなるの?いっそ薬でラクに
させてあげたい」
という気持ちに傾くことは 幾度もあります。
だからこそ、 お父さんも一緒になって
克服までの仕組みを理解し、
励まし合っていくことが大切 です。
事実、理解が深いご両親のお子様は
改善が非常に早いのです。
●理論を実践する前の面談
当方の理論はこのサイト上にすべて
書き込んでいますし、
克服をスタートさせる前の
疑問点などには無料のメール相談や
電話相談でじっくりと個別回答を
行っておりますが、 やはりそれでも、
お互いの顔が見えない状態での
理論実践には非常に不安があるものです。
ですから、指導者の考え方や人間性、
そしてお子様の症状を直接診た際の
判断などを ご両親とお子様の目で
直接確認し、
「これで必ずよくなる」
と自信がつくまで納得して、
明るい気持ちで進んでいただくことは、
アトピーを克服する上で
必要不可欠 なのです。
個別にじっくりとお話していきます
ので、この面談に限っては有料と
なっておりますが、
当方の克服理論を実行される前に、
ご家族揃って受けていただくことを
おすすめいたします。
お子様の主治医はご両親です
アトピー症状の根源は、
腸管免疫(粘膜)の問題、
ミネラルの問題、
皮膚常在菌の問題にあり、
その3つの解決を行うことが重要である
ことはすでに
ご理解いただけたと思います。
しかし、 免疫というものは
意識によって大きく変化します。
アトピー性皮膚炎もまた免疫機能の
トラブルですから、
この意識の持ち方というものが
上記の3点処置以上に大切であることを
心に留めておいてください。
毎日襲われる強い痒みとの戦いが、
アトピー性皮膚炎の一番苦しみとも
いえますが、当方の理論を理解することで、
痒みもまた生きるために必要な
感覚であることが見えてきます。
そして 日々頑張っているお子様を
褒めれば、その小さな体はその思いに
応えて、 痒みのなくなる体に
切り替わってくる のですから
不思議です。
大丈夫。 お子様は、これから先を丈夫に
生きるために、いまアトピーと戦っている
のです。
人間の体は、素晴らしい力を
生まれながらにして持っています。
自分自身で癒す力を神から
与えられているのです。
その意識をしっかり持って前向きに
前進して行けるよう、
これまでの20数年間で培った
当方の理論をもって全力で
サポートさせていただきます。
皆様の不思議に思っている体のことは
全て「あ~、なるほど」と思える回答を
いたします。
その最初のきっかけとして、
無料のメール相談や電話相談、
有料面談を行っております。
まずは ご両親が正しい理論を身につけ、
自信をもってお子様の主治医となる
ことが最重要 です。
共に明るくアトピーを乗り越えていきましょう。